10月19日(日) 上映作品
11:30 開場
12:00-13:33

のら犬/Chien de la casse
[フランス/2022年/93分/フランス語/日本語字幕]
監督:ジャン=バティスト・デュラン
出演:アントニー・バジョン、ラファエル・クナール ほか
アンスティチュ・フランセ日本推奨作品。荒涼とした地方の村で生きる若者たちの現実をコミカルに、切なく、そしてサスペンスフルに描き、本国で高く評価された監督第一作。日本劇場未公開作品。
南フランスの小さな村。幼なじみのドッグとミラレスは、一日の大半を路上をぶらついて過ごしている。ドッグを攻撃的にからかい、見下すことを日々の楽しみにしているミラレスだが、エルザが村にやってきたことで二人の歪んだ関係のバランスが崩れていく。ドッグは恋に落ち、ミラレスは嫉妬に苛まれる。距離をおくことで互いに成長し、本当の自分を見つけられるのか…。
アントニー・バジョンとラファエル・クナールの卓越した演技に心を奪われる。
「この作品は、パニョル、ジオノ、さらにはルノワールの『トニ』まで遡る系譜に位置づけられるだろう」。(カイエ・デュ・シネマ)
© 2023 Insolence Productions - Coproduction SOFICA Indéfilms 10 & Cinémage 16 - Distribution BAC Films
13:45-14:15

フリートークセッション
【ゲスト】
バンジャマン・メッシ 氏
アリアンス・フランセーズ徳島日仏協会館長
【トリコロール映画祭実行委員長】
丸中 登紀子
フランス語講師、翻訳・通訳業
【トリコロール映画祭実行委員長】
ボントゥ夢子
Fledged留学エージェント、フランス・オーストラリア
【テーマ】
○○だけじゃないフランス、とっておきのフランス
14:45-16:38


©2014 ESKWAD - PATHÉ PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION - ACHTE / NEUNTE / ZWÖLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
美女と野獣/La Belle et la Bête
[フランス/2014年/113分/フランス語/日本語字幕/配給:ギャガ]
監督:クリストフ・ガンズ
出演:レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、アンドレ・デュソリエ ほか
世紀のラブ・ストーリー「美女と野獣」待望の実写映画化!
囚われの身となったベルは、恐ろしい野獣の悲しい瞳に惹かれていく。彼が野獣になった本当の理由―その秘密は“真実の愛”だけが解き明かす
バラを盗み、命を差し出せと言われた父の身代わりに、野獣の城に囚われた美しい娘ベル。死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、もう一つの姿に気付き始める。かつてその城で何があったのか、野獣が犯した罪とは?いま、真実の愛が、隠された秘密を解き明かしていく―。
ファンタジーの傑作「美女と野獣」。世界中で愛され、小説や映画など、様々な形で語り継がれてきた物語だが、その多くで描かれていないことがある。なぜ王子は野獣となったのか――。あなたの知らない、切なくも悲しい物語が、いま紐解かれる。フランスで生まれたこの物語の深淵に挑むのは、気鋭の監督クリストフ・ガンズ。1740年に書かれた原作小説をもとに、野獣の〈隠され続けてきた〉過去に光を当てる。美しきヒロイン・ベルにレア・セドゥ、野獣にはヴァンサン・カッセル。おとぎ話でありながら、大人をも魅了し続ける名作が、新しい驚きを息吹に、かくも切なく、かくも豪華に生まれ変わる。


